弘前大学

【5月16日】教育推進機構 宋 美蘭 准教授が NHK青森放送局「発見!あおもり深世界」に出演します

2025.05.14

弘前大学 教育推進機構の宋 美蘭(そん みらん)准教授が、NHK青森放送局のテレビ番組『発見!あおもり深世界』に出演し、「えらべる学びのカタチ」をテーマに、教育の多様性とこれからの学びの在り方について語ります。

今回の放送では、近年急増している不登校の現状をふまえ、フリースクールやオルタナティブスクールといった“公教育外”の学びの場が果たしている役割に注目します。宋准教授は、日韓の比較教育学およびオルタナティブ教育の研究者として、制度の枠を越えた学びの広がりに目を向けながら、学習権の保障、多様な進路観の必要性、そして「子どもが自分のリズムで学びに向き合える環境とは何か」について専門的な立場からコメントします。

番組内では、「進路は一つのレールではなく、地下鉄のように途中下車や乗り換えもできるもの」といった比喩を通じて、学び方や進み方が一様ではないことの大切さをわかりやすく伝えています。子ども一人ひとりの学びに対するまなざしを、地域社会全体で共有していく必要性についても考えを深めます。ぜひご覧ください。

番組名:NHK青森放送局「発見!あおもり深世界」
https://www.nhk.jp/p/ts/7Y7Y7W6423/episode/te/1Y1M1955WX/X/
日時:2025年5月16日(金)19:30?19:57(NHK総合〈青森県内〉)
※NHKプラスでも同時?見逃し配信あり(全国から視聴可能)

番組概要
青森県内で今、学校以外のさまざまなタイプの学びが増えている。フリースクールや夜間中学、オルタナティブスクールなど一人一人の子どもに合わせた学び場が誕生している。公立学校でも4月から特認校制度が始まり転校も容易になった。背景には不登校の児童生徒が増え続けていることが考えられる。どうして不登校が増えているのか?学校以外の学び場とはどんなところなのか?子どもに寄り添った教育とは?専門家とともに考える。
(出典:「発見!あおもり深世界」番組ホームページ)